15 世界史の見取り図について

皆さま、5月ももう半分以上の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

タイトルにも書いてある通り、今日は東進ブックスの「世界史の見取り図」について述べたいと思います。

今までずっとナビゲーターばかり読んでいたのですが、何か他のやつも読んでみよう。読んで気に入らなかったらやめればいいしと思って世界史の見取り図を買いました。友達がお勧めしてたので。本日上中下巻全て揃ったので、早速上巻を読んでみました。

見取り図めっちゃいいですね。ものすごくいいです。何がいいって荒巻先生のテンションがめちゃくちゃいいです。途中から僕は世界史を学んでるという意識よりも荒巻先生の考え方というか何というかを知りたいという意識で読んでいるのではないかと錯覚するぐらい荒巻先生のテンションがハマりました。

彼は凄いですよ。だってただの世界史の参考書なのに教科書の事をイデオロギーが何とかとか、個人の感想入れまくったりとかしてますからね。本当に凄いです。あれこそ本当の「授業を文字起こしした本」ですね。ナビゲーターは確かに良いのですが人間味に欠けてますね。ロボットが書いてるのかって感じしますもんね。まあこれからもナビゲーター読み続けるんですけどね。

荒巻先生のテンション、結構共感っていうか「あーこういう考えする時、あるよね〜」ってなる時あります。人間誰しもがそうだと思うんですけど、自分が何か発言する時に「これを言ったら今自分と会話してるこの人はこういう反応するだろうな。それなんかやだな、でもどう話せばいいのかな、分からんな〜」みたいになる事あるじゃないですか。

例えば仲のいい、結構な事をズカズカ言えるお友達が普段の会話で落ちのない、つまらない話をした時のツッコミというか何というか返答というかの時に(「お前ですよ。並につまらないな」って言うべきかなあ。うーんでもですよ。は違うんだよな〜じゃあコウメ大夫か?いやコウメ大夫はありきたりな返答だな〜、、、そうだ!スリムクラブがフランケンのネタをした時ぐらいだ!うーんでもこれは普通に知らない人もいるから雰囲気が落ちちゃう気もするんだよなー、、そうだ!「ジョイマンの高木じゃない方の、「何だこいつ〜」って言う方かよ!」って言おう!)「お前ジョイマンの高木じゃない方の「何だこいつ〜」って言う方かよ!」って言う時とかですかね。

この心の中の葛藤、それを荒巻先生はとても上手く描写していると思います。本当にいい本だ。見取り図を世界史を学ぶという観点ではなくて、人の心の中の葛藤を改めて再確認するという意図で読むのは凄くいいですね。世界史選択じゃない人にもおすすめですね。まあ普通に世界史の本としてもいいですね。ナビゲーターより論述にそのまま使える感じがします。いいですね。あとこれは番外編みたいので書いてあった事ですけど、ソクラテスが処刑されたのは衆愚政治を行った一人、クリティアスの前任かなんかがソクラテスだったからっていうのを知れてよかったです。最も絶対試験にでないですけどね。

見取り図についてはこんな感じですかね。この本はもう哲学書ですね。世界史勉強してて、受験終わったら哲学書読んでみたいなって思ってたので良かったです。やったね。

最近5月上旬からあった萎えが結構消えました。1日勉強あんまりできなかった日に思い切ってあんまりしなかったからですかね。よかったよかった。とりあえず明日からも頑張ります。

f:id:takuroglaynotakuro:20200517203656j:image