4 小学校の思い出

皆さま、緊急事態宣言が発表されて早一週間、いかがお過ごしでしょうか。

僕は本日から家の近くのスーパーマーケットでバイトを始めました。

清掃を木、日の週2回、6-9時まですることになりました。清掃ってルンバとか掃除機とか使うのかと思ってたんですけど、ほうきとモップでした。なんか小学校時代の掃除を思い出しました。

小学校と言えば、今でもたまに「あれはなんなんだろう」と思うことがあります。

小学校ってなんかよくわかんないけどクラスで先生の授業あんまり聞かずに不真面目な子がスクールカースト的な何かの頂点に立つじゃないですか。そこはまあ理解できるんです。理解できないのはその権力がお昼休みのドッチボールに使われる事です。

カースト上位の子はボールに当たったらいいます「は?そもそもお前線から出てたし!」勿論投げた子はそんなことありません。そんな事みんな分かっています。それでもスクールカーストの力には抗えないのです。ドッチボールはこれで一時中断ですね。

カーストの頂点、バラモン君は言います。「お⤴︎れ当たってないから!」カーストの底辺、もはやシュードラでもない不可触民君は何も言い返せません「、、、、。」周りのクシャトリヤ、バイシャ君たちは権威に負けます。「おい不可触民!バラモン君に謝れよ!」もう訳がわかんないですね。フロムが権威主義パーソナリティーを唱えるのも無理もないくらい訳がわからないです。

そんなこんなあって5時間目の図書の時間は図書の時間ではなくなります。「特別学級会」になります。無駄な正義感を振りかざした小学校の先生は、あたかも自分が世の中を知っているかのように、司会者兼書記をします。「とりあえずお互いの言い分言って。」バラモン君は捲し立てます。不可触民君は途切れ途切れです。

そして言い分を黒板に書いてなんやかんやあって先生は言います。「みんな!私達はみんなで4-2組なんだよ!みんなお友達なんだよ!」なんだこの軽い言葉は。アンモニアかお前の言葉は。

この軽い言葉に流されやすい人種が日本にはいますよね。そう、ヤンキー。つまりバラモン君の将来ですね。将来のバラモン君がそうなら幼少期のバラモン君も本質は変わりません。その言葉に心を動かされるのです。「そうだよな、、、ごめん不可触民。俺が悪かった。」不可触民君は言います。「いいよ。」

そして周りの有象無象(幼少期の自分もこの1人ですね)は思います。「あいつ普段は暴れてるけどいい奴だよな。」

いや明らかに立場逆ですよね。不可触民なんも悪くない、無罪、イノセントワールド、いつの日もこの胸に流れているメロディーですね。不可触民君かわいそう。

有象無象は雑魚か?何普段不真面目な奴がちょっと人間的行動したからって感動してるんだよ。お前らヤンキーが更生したら感動するタイプだろ。薄っぺら。ベヒストゥーン碑文くらい薄いわ。

こうしてまたスクールカーストは強化されていくのです。僕の学校にはこれを壊そうとする男、ナーガルジュナやガウダマ=シッダールタは出ませんでした。ちゃんちゃん。

話が長くなってしまいました。とりあえずバイト頑張ります。その前に今日はまだ6時間も勉強できてないので勉強します。

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